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改憲は”平和”と”社会保障”の危機
 
 私たちの「宝」、平和と社会保障が、今本当に危ないと思います。「もっと敏感に動かなくちゃ」、私はこう本部に言いに行ったりするので、「口うるさい」と思われているかもしれません。でも民医連の存在、民医連綱領を今こそ打ち出す時ではないでしょうか。『いつでも元気』の「みんいれん半世紀」を部会で読み合わせています。民医連の歴史の中には大切なものがたくさん詰まっています。生かさなければもったいないです。
 私の両親は長崎で被曝しており、母は病気がちでした。友人を白血病で亡くすなどの体験もあり、「戦争はいや」と思い続けてきました。私が日赤付属看護学校を卒業し日赤病院に就職したとき、「従軍」の契約書を書かされました。1975年頃でしたが、労働組合でこれを問題にしました。仲間と「平和」について語り合うなかで、憲法の役割や社会について考えたものです。
 職員は日常業務が忙しくなり、毎日の生活を守ることで精一杯な現状もあり、今戦争で苦しんでいる人を「他人ごと」にしか考えられない人もいます。
 一方で、若者は敏感です。医療生協が開いた森住卓さんのイラク報告講演会には約300人集まり、若者が多く来ていました。イラク派兵反対の署名には高校生が多数応じてくれました。友人を5〜6人連れてきた子もいて、その気負いのない行動に感激しました。
 私たちの世代は、平和・反戦の活動を先輩として、 どう若者に継承するか、悩ましい思いもしています。
 私たちが、働く仲間と語り合う事で確信を強め行動できたように、まずは学ぶ場を工夫して行くことが必要です。 それで、医療生協の職員教育のプログラムに「平和」を組み込んでいく事を提案しています。
 人任せでもなく、請け負いでもない平和活動をめざし、多くの人に共感さえるよう、時にホットに、また暖かく言い続けたいと思います。

                         高橋京子(訪問看護ステーションごしき)

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